韓海蓮
【摘 要】曖昧表現是日語語言表達中的一大特點,因此研究日語曖昧表現對日語學習者 了解日本語言文化,掌握日語曖昧表現起著非常重要的作用。本文以日語曖昧表現中的句末表現形式為研究對象,總結了其特征,并且分析了產生原因。
【關鍵詞】曖昧表現;句末表現形式;特征;原因
1 はじめに
曖昧表現とは、はっきりしないで、話の內容がかすんでいて、言外の意味やニュアンスに富んでいる婉曲的な表現である。日本語の中には様々な種類の曖昧表現があり、その特徴や原因を探ることは、日本人の言語行動の特徴や日本文化を理解する上で非常に役に立つと思われる。本稿では主に、日本語の曖昧表現の中の文末表現に視點を絞って、文末表現の特徴をまとめ、さらにその原因を考察したい。
2 文末表現における日本語の曖昧表現の特徴
2.1 推量形式の曖昧表現
日本語の文末表現の中には、伝えようとする內容を「推量的判斷」としての態度で直接的な表現を使わず、曖昧な言い方を使って伝える表現を好む。曖昧表現に使われる推量形式の種類は數多く挙げられる。例えば、?~だろう、~であろう、~かもしれない、~かも、~にちがいない、~ようだ、~みたいだ、~らしい、~(雨が降り)そうだ、~はずだ、~わけだ?などがある。具體的な例文は次の通りである。
(1)この程度の作文なら、誰にでも書けるだろう。
(2)ノックをしても返事がない。彼はもう寢てしまったのかもしれない。
(3)あそこにかかっている絵は素晴らしい。値段も高いにちがいない。
(4)(食べてみて)これは甘いようだ。
(5)新しく出たビデオカメラはとても便利らしい。
(6)今日は傘を持って行ったほうがよさそうだ。
(7)あれから4年たったのだから、今年はあの子も卒業のはずだ。
(8)彼女は中國で3年間働いていたので、中國の事情に詳しいわけである。
2.2 二重否定形式の曖昧表現
日本語の文末表現の中には、二重否定形式で話し手の態度を表す特徴があると言える。例えば、~ない~ない、~なければ~ない、~では(じゃ)ないかの他に、慣用句の形式でよく使われている。例えば、~ずにはおかない、~ずにはいられない、~ずにはすまない、~ないことはない、~ないところはない、~ないわけにはいかない、~ないわけがない、~ないはずがない、~なければならない、~なくてはならない、などである。次に幾つかの例文を取り上げる。
(9)あなたが行くなら、わたしも行かないないでもないんですが。
(10)金さえあれば、買えるんではないか。
(11)両大國の爭いは世界中を巻き込まずにはおかない。
(12)A:行きたくないの。
B:行きたくないことはないけど、あまり気がすまないんだ。
(13)他の人ならともかく、上司に飲みに誘われたら付き合わないわけにはいかない。
(14)教師は、生徒に対して公平でなければならない。
このような表現は形式上では否定的だが、表したい內容は否定ではなく、すべて肯定の意を表明しているのである。否定的な形式で肯定的な內容を表すことを通じて、相手に自分の物事に対する見方、態度、立場などを表明している。この種の表現方法は話す內容のニュアンスをいっそう和らげさせ、曖昧なように見えさせることができる。
2.3 文末表現の省略
日本語の文末表現の特徴としてまた省略する形式がある。その典型的な例として「どうも」と「ちょっと」が挙げられる。「どうも」は応用範囲が極めて広い。日本人は日常挨拶や相手に対する感謝や謝罪の意味を表す場合、また相手への祝いや悼みの意を表す場合などでは、文末表現はよく「どうも」で終わる。また「ちょっと」は普通、相手の誘いや依頼を斷る場合に使われる。どうもと「ちょっと」の後ろの內容を省く省略の形式で自分の意思を曖昧的に表す傾向がある。次に幾つかの例文を挙げる。
(15)(友人に道で會った場合)やあ、どうも……。
(16)(別れる時は)それでは、どうも……。
(17)(感謝やお詫びの場合)先日はどうも……。
(18)(婚禮の時や葬式の場合)本日はどうも……。
(19)(誰かに誘われて、斷る場合)
A:帰りに飲みに行きませんか。
B:今日はちょっと……。
上記の例の(15)(16)ではただ「どうも」と言って、あいさつするだけでよろしい。(17)(18)では堅苦しい挨拶を長々と述べる必要がなくて、?(先日は/本日は)どうも?という曖昧表現を言いながら、頭を下げるだけで意味が通じるのである。
3 文末表現における日本語の曖昧表現が生まれた原因ここでは日本人の物事の認知に対する関心度の高さや厳密さ、相手への配慮、「以心伝心」の交流方式の影響という三つの點から文末表現における日本語の曖昧表現の使用の原因を考察する。
文化によって、関心や重要性の度合が強いことについての語彙は豊富になり、區別が厳密になるという仮説が考えられるように、日本語の中に推量形式の表現が非常に豊富であることは、日本人がそのことに対する関心の強さと厳密さの現われだと考えられる。
また、日本人は対人関係において相手への配慮をとても重んじていると言える。日本人が大量の推量形式と二重否定形式の曖昧表現を使うのは、自分の考えを他の人に無理に押し付ける獨斷的な印象を與えないように、斷定的な言い方を避けることによって、異なる意見も受け入れようとする相手への配慮の態度を表すことが日本人のコミュニケーション文化で強い価値観を持っているからだと言える。相手や場面によって、自分の考えや意見を述べるときに、相手に一つの旋回した空間を殘し、相手が異なった意見であっても述べやすいように配慮をするのである。
また、日本は単一民族で、集団意識が強いので日本人は同質性を持つようになり、思うことが言葉によらず、お互いの心から心に伝わるという「以心伝心」の交流方式が生まれてきた。その影響で、文末表現の省略という言語表現が使われ、はっきり話さなくてもお互いの気持ちが分かるようになってきたのである。
4 終わりに
本稿は日本語の曖昧表現の中の文末表現の特徴を推量形式、二重否定形式、省略の面からまとめ、さらに日本人の物事の認知に対する関心度の高さや厳密さ、相手への配慮、「以心伝心」の交流方式の影響という三つ點で、文末表現における曖昧表現が生まれた要因を明らかにした。今後は他の種類の日本語の曖昧表現に視點を絞って、引き続き研究したい。
【參考文獻】
[1]王和平.日語的婉轉表現形式[J].內蒙古民族大學學報,2002.
[2]梁麗娟.日語中的委婉表現及其語用功能[J].廣西師范學報,2002.
[3]森田良行.『基礎日本語辭典』[M].角川書店,1989.
[4]王秀文.日語語言與跨文化交際[M].世界知識出版社,2005.endprint