李響+岳欣雨
摘 要:日語中有很多副詞有著表達說話者主觀感情和價值觀的功能。將這些副詞翻譯成漢語的時候,很難找到完全匹配的對應詞語。這些有著言外之意的副詞的學習對于我們外國人來說是很難準確把握的。副詞“せっかく”便是這些副詞中的一個,經常會有人用錯這個詞。本文將具體分析“せっかく”的用法以及它所表達的說話者的心里前提,并讓日語學習者能夠更好的掌握“せっかく”的用法。
關鍵詞:せっかく;陳述副詞;心理前提
1 字典中“せっかく”的意義
1.1 《新明解國語辭典》
1好ましい結果を期待して、そのことを実現させよう(何かを効果的に利用しよう)と努力する様子。(多く、期待に反する結果になったことを殘念がったり相手にそうさせたことを謝罪したりする際に用いされる)
例:せっかく用意した料理がすっかり冷えてしまった。
せっかくここまで來たのだから、寄って行う。
2相手に対し、精一杯努力するよう期待する気持ちを表す。
例:せっかくご自愛のほど願います。
1.2 《三省堂スーパー大辭林》
(副)
1努力·盡力·期待が空しくなって殘念に思う意を表す。相手の努力·盡力·期待にこたえられなくて、申し訳ない気持ちを表す。希にしかないこと、幸運などが無駄になって、または、活かせなくて惜しい、殘念だ、という気持ちを表す。
2十分に気をつけて。せいぜい。つとめて。
(名)
3ひとかたならぬ苦労をすること。骨折り。
4困難。窮迫。
5力を盡くすべき大事なこと。
2 “せっかく”的用法
因為“せっかく”有兩種詞性,既能做副詞,又可以作為名詞使用,因此在句子中除了連用用法之外,還經常會有“せっかくの+名詞”的用法出現。另外,渡邊(1980)中指出,“せっかく”只能在復文的從屬節中使用。從意義上來看,
不管是連用還是連體的“せっかく”,從意義上來說,可以分為逆接用法和順接用法。本文在分析“せっかく”的用法上,將“せっかく”的用法分為逆接用法與順接用法來分析。兩種用法分別可以表示為:
逆接:せっかくAのに、Bだ
順接:せっかくA(のだ)から、 B しよう
雖然可以與“せっかく”共起的接續詞有很多,這里將它們用最典型的“のに”與“(のだ)から”概括表示。(這里的A代表說話者認為有價值的事情,B代表將A的價值活用或將A的價值浪費了的事情)
蓮沼(1987)曾經將“せっかく”的用法分成逆接用法,順接用法,壓縮用法三種。本文認為壓縮用法完全可以歸類到逆接與順接中。下面將分類說明:
1せっかく連體句+名詞+助詞+B
例:せっかく咲いた桜が一晩で散ってしまった。(=せっかく桜が咲いたのに、一晩で散ってしまった。)
せっかく恵まれたチャンスを利用しよう。(=せっかくチャンスに恵まれたのだから、利用しよう。)
2せっかくの名詞+助詞+B
例:せっかくの桜の花が一晩で散ってしまった。(=せっかく桜の花が咲いたのに、一晩で散ってしまった。)
せっかくのチャンスを利用しよう。(=せっかくチャンスを恵まれたのだから、利用しよう。)
3せっかくだが、B
例:せっかくですがご要望に添いかねません。(=せっかくお越しいただきましたが、ご要望に添いかねません。)
4せっかくだから、B
例:せっかくだから、いただいて帰りましょう。(=せっかくご用意下さったのだから、いただいて帰りましょう。)
這些句型都是蓮沼(1987)中提到的壓縮用法,都可以將它們換成括號中的形式,也就是前面提到的逆接用法與順接用法。
3 “せっかく”的心理前提
根據蓮沼(1987)中的“價值顯現的前提”與“價值消滅的前提”,本節將具體分析逆接與順接中“せっかく”的前提。
逆接用法中的“せっかく”一般都是話者本想為了實現某個事態的價值而做某事,但是卻因為種種原因沒有實現。因此在逆接用法中,說話者明示的是“價值消滅的前提”,并且暗示了“價值顯現的前提”。
例:せっかく桜の花が咲いた(のだから花見に行きたい)のに、一晩で散ってしまった。
在上面的例子中,括號中的“のだから花見に行きたい”就是話者想暗示的內容,也就是價值顯現的前提。
順接用法中的“せっかく”則跟逆接用法正相反,暗示的是價值消滅的前提,明示的是價值顯現的前提。
例:せっか雨弁當を作った(のに、雨が降り出して、出かけられなくなった。しかしながら、當初の予定はなんとか実現しない)のだから遠足に行こう。
せっかく雨があがった(のに洗濯がしてない。しかしながら、洗濯はしなければならない)のだから洗濯しよう。
從上面的例句可以看出,順接用法中“せっかく”表現的話者的心里前提就是價值顯現的前提。但是括號中的內容雖然是可以推斷出來,但是如果在說話的時候這么想的話就會覺得很不自然。因此這里只是為了與逆接用法做對比,并不是在所有的會話中都有這個前提。
4 結語
通過對陳述副詞“せっかく”的分析,可以將它的用法分為順接用法與逆接用法,分別對應的說話者的心理前提是價值顯現的前提與價值消滅的前提。另外,對于“せっかく”可以共起的接續詞與說話者表達的心里前提之間的關系本文并未提及,這將作為筆者的下一步研究課題繼續進行研究。
參考文獻
[1]渡辺実.1980.見越しの評価「せっかく」をめぐって [J]. 『月刊言語』
[2]蓮沼昭子.1987.副詞の語法と社會通念?「せっかく」と「さすがに」を例として? [J]. 『言語學の視界』.大學書林
[3]石神照雄.1982.様相副詞「せっかく」と構文構造. [J]