關于日語中的女性用語——以現代女性用語在詞匯上的特征為中心
要 旨:日本語には「女性語」「女性言葉」という、女性がよく用いる言語形式がある。つまりこれは男性が使わない女性だけの言葉ということである。このような使い分けは日本語から最も多く見られている。
本稿は、日本語における現代女性語の特徴について、語彙の面で例を挙げながら説明していくことにする。
摘 要:日語中有女性經常使用,但是男性沒法使用的語言形式,叫做“女性用語”。而這種現象在日語中最為常見。因此,本論文將對日本女性用語在詞匯方面的特征進行舉例說明并論述。
キーワード:女性語;語彙;人稱代名詞;終助詞;語種
關鍵詞:女性用語;詞匯;人稱代名詞;終助詞;語種
[中圖分類號]: H36 [文獻標識碼]:A
[文章編號]:1002-2139(2012)-24--01
1、人稱代名詞使用
1.1 一人稱
中國語の場合は、一人稱といて「私」という言葉は男女共通である。しかし、日本語に男性語と女性語は大に區別されている。男性は「ぼく」「本人」「おれ」「わし」「自分」を使うことに対し、女性は「あたし」が一般的に使用され、「うち」「あて」「わて」は関西方言で使われている。
例えば:
あたしも去年の秋、もみじを見に行ったんです。
うちはね、その辺じゃ無理やけどな。
以上の例の中で、一般的に「あたし」は代表的な女性語である?!袱Δ痢埂袱ⅳ啤埂袱铯啤工胜嗓祥v西方言として使われている。しかし、現代における日本の若者は女性にしても「ぼく」「おれ」などの男性用語を混用している。これは若者言葉であり、確実に言えば「あたし」は女性語の一人稱代名詞として使うことが一般的である。
1.2 二人稱
日本語の二人稱代名詞には「あなた」「おまえ」「きさま」「きみ」「あんた」「てめ」などがある。男性は「君」「あんた」「おまえ」などを愛用されているが、相手の立場を考えて男性と女性ははっきりした使い分けが見つからない。
例えば、女性は
③あなた、どこ行くの。
この例はだんなさんに対する呼びかけで、女性は「~さん」「~君」を使うが、これは二人稱代名詞ではなく、特に女性だけ使う言葉は二人稱にないと思われる。
1.3 三人稱
三人稱は「彼」「彼女」「この方」「さま」「さん」「くん」などがあり、例えば、
④お客様、何かお買い物でございますか。
⑤この方は山本先生です。
以上の例は場合により男性も女性も使える言葉であり、上下関係で使うことばは男女通用なので、この面で見たら三人稱に使う「女性語」はないと思われる。
2、終助詞使用
終助詞は日本語の女性語にもっとも獨特のものである。男性の終助詞に「ぞ、なあ、ぞう、さ、な、、か、だい、や、ら」などがあるに対し、女性は「わ、わね、わよ、かしら、の、のよ、のね、こと、もの」などが使われる。それから、女性語の終助詞について、4つの分類から検討していく。
2.1 「わ」「わね」 「わよ」
⑥素敵なお箸、いいわ。
⑦本當にいいわね。
⑧じゃ、行くわよ。
男性は「ぞ」「ぜ」に対し、女性は「わ」「わね」を使って主張、意志、感嘆を表すことが多い。以上の例を男性言葉にしたら「いいな」「本當にいいね」「行くぞ」となる。比較してみると、女性語の方が、さらに柔らかい感じがする。
女性は「よ」「ね」を、「よね」にして使用するときは確認を求め、注意を促す意味などが含まれて言葉を柔らかくする。そのゆえ、「わ」「よね」は若い女性だけでなく、柔らかさを十分に表わしたいとき、おじいさんにも愛用されていると思われる。
2.2 「の」「のね」「のよ」
⑨ごめん、よくないのは私なの。
⑩分からないのね。
?違うのよ。
以上の例は終助詞を使って、判斷や主張、疑問など硬い表現を柔らかく表すことができる。男性言葉にしたら「私だよ」「分からないでしょう」「違うよ」となるが、ここで分かるのは、「の」という言葉である?!袱巍工蚴工盲?、かたい表現を柔らかくすることができる。ここから女性語の特徴が見られる。
2.3 「かしら」
?これはどうかしら。
?いつか一緒に遊ぼうかしら。
以上の例は男性には使われない。つまり、「かしら」は女性にだけ使われ、使う場合によって柔らかい請求や質問、自問、あるいは不確定の意味を表し、女性語の特徴をはっきりと表しているものであり、女性らしいイメージが出てくるだろう。
2.4 「こと」「もの」
?行かなければならないこと。
?しょうがないですものね。
例から見ると、「こと」は斷定や質問などの意味を婉曲に表すことで、「もの」は理由や不満などの硬い表現を柔らかく表すことである。
このように、女性語の終助詞の特徴は柔らかさと女性らしさであり、男性のように斷定的な硬い表現を使うのではなく、柔らかい言葉を使うことになっているのである。
3、使用
日本語には漢語と和語が分けて使われ、歴史的に振り返ってみたら、男性は漢語を中心として使うのに対し、女性は和語を中心に使うということがある。漢語は難しく、感情に乏しい。そのため、女性は語感の柔らかい和語を使う傾向になっている。データーから見ると、男性は正式場面と非正式場面で使う漢語數はそれぞれ22.5%と12%で、平均20.8%であり、女性は正式場面と非正式場面で使う漢語數はそれぞれ15.5%と12%で、平均14.9%である。比べてみると、女性語の漢語語彙數は非常に少ないのである。「枕草子」時代に女性は漢語を禁止されたと言われ、この現象は古代からなってくるものだと見られる。
4、まとめ
筆者は女性語の特徴を研究するために、たくさんの資料を読んで、調べたところ、それが語彙面での特徴があるだけではなく、発音、敬語、文法などの面でも特徴があることが分かった。しかも、女性語は、いつの時代も同じ形であっても、女性の立場が強くなった現代では、すこしづつ無くなっていくと感じる。今後、用例をさらに収集してこの課題を検討し続けたいと思う。
參考文獻:
1、 劉德有,『談談女性用語的特點』,『日語學習與研究』1982年5月
2、沈宇澄,『現代日語詞匯學』,上海外語教育出版社,1997年
3、孫滿緒,『日語的女性語』,『日語學習與研究』2002年8月
4、金田一春彥等,『日本語百科大事典』大修館